大食い。爆食い。酔っ払い。
ついやってしまって・・・と自己嫌悪をする人っていますでしょ。
止められないのは心が弱いとか、意思が弱いとかと自分で言います。
そんなレッテルをしても、
かえってエネルギーが漏れてしまいます。
自己嫌悪・無力感は愛の反対になります。
知覚器官は全身の不快感をキャッチして、
ますます欲のコントロールが難しくなるだけなのです(>_<)
『心』はひたすら止まることなく揺れ動き、
変化しながら何かを欲し続けてます。
だから、
欲の波が生まれたときは止めることより、
大波にせず小波のままにして、
乗りこなす楽しみを作ると考えるほうが有益です。
アーユルヴェーダでは「消化の火」を助けるのはサマーナ・ヴァータ。
副交感神経と迷走神経に由来するものですので、
これを抑制するには知恵を絞って利口になるのが一番。
とても身近にある食べ物依存症。
突然取り上げると反動で暴食します。
食欲異常は心のメッセージですから。
欲の抑圧や強制をすると、
心の枯渇は食べ物から人へと波紋していきます。
甘えたい先、帰属先、仲間、味方を求めていきます。
それが報われないと、
自傷行為、暴走行為、摂食障害、乱用などの問題行動を引き起こします。
これらは神経の興奮を何かで発散しようとする行為なのがわかりますか?
これらは自分の人生をコントール出来ない欲求不満の表れです。
助けもない、苦しみのはけ口もないときにやります。
問題行動は、
関心を寄せて欲しい・注意を引きたい・助けて欲しいなどの、
心の願望から起こっていることが大変多いのです。
症状が重度にならないためには、
食欲異常が起こったとき真っ先に、
まず『心』をわかろうとすることです。
あれ!?何がホントは欲しいの!?と、
一番『心』が欲しがっていることを探してあげることが有益です。
だって『心』は共感が欲しいんですもの。
あなたの『心』は世界に一つです。
取り扱い方も世界に一つなはずです。
そうした思いからスタートしてあげると、
対症療法が見つかりやすいわ。
『心』はきっと安心していくはずです。
アーユルヴェーダでは心と体はワンセットと考えてます。
身体を通して送ってくる心のメッセージを、
上手にキャッチしてあげることがとても大事であり、
それが自己愛だと教えてくれてます。