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本質的な健康を求めて

ヨガ行法やアーユルヴェーダ療法の活用法

・日常生活への取り入れ方

アーユルヴェーダもヨガも本質的な健康を目指しています。

毎日の暮らし方が私たちの健康をつくっています。習慣や癖がひとを縛り、ときにはそれらが不調や病気を生み出します。親から譲り受けた体質、食べ物、価値観など様々な要因によっても心と体の状態は変化します。「人そのものを観る」生きた処方箋をこころがけ、日々自分に問いかけながら選び取っていきます。

・暮らしはつくっていくもの 暮らしは芸術や美学

アーユルヴェーダもヨガも、誰かのような暮らしを真似することではありません。同じ人間がいないように、食事、住まい、文化、人間関係すべてが人それぞれです。暮らしそのものを芸術のように捉えて日々の営みを丁寧に紡ぎ、自分らしい心地よさや美しさを見つけていこうとする姿勢が心身両面の健康を作り上げます。

 

・根本的な見直しによって症状が出ない体質へ

体内リズムを知り、シンプルに朝昼晩と無理のない生活習慣をセッティングしていきます。不調や病気のきっかけはとても身近なところにあります。病気に着目するのではなく、自分の感覚や選択肢に着目し、自然治癒能力を引き出すサイクルをつくりあげます。

日中・・・①6時~10時 ②10時~14時 ③14時~18時 

夜間・・・④18時~22時 ⑤22時~2時 ⑥2時~6時

・日の出の約一時間前の起床は貴重な栄養源

早朝は日の出も含め、自然界で最も力強くエネルギー放射が行われる時間です。静けさを感ずるように実践すると、身体的・心理的な感覚がリセットされ、精神的安定を体現する良い時間になります。早起きは三文の徳の言葉の通りです。

・姿勢と健康の関係

決まりきった生活動線や日常動作は、筋骨格の使い方を定着させ、筋力の低下や偏りを作り出し血行不良を招きます。体の不調は心にも大きな影響を及ぼします。快活に生きる工夫は、姿勢に気を配ることからはじまります。

・トリドーシャ理論(ヴァータ・ピッタ・カパ)

アーユルヴェーダ療法は、生まれ持った個性や生理的特徴を捉えていくためにチェックシートを活用します。バランスが偏ったり崩れたときは不健康な状態を意味します。特性を理解して日々の暮らしに役立てます。

 

・性格や心のタイプ(タマス・ラジャス・サットヴァ)

ヨガ行法では、自分の心の傾向を把握しておきます。タマス(惰性)、ラジャス(動性)、サットヴァ(純粋性)の組み合わせで心の傾向が生まれていると考えます。3つの属性は、人の欲望を多種多様に作り出し、あらゆる善悪の行動へと結び付けていきます。日々の行為を見直しながら自分に問いかけ続け、心の姿を自分で調教していきます。

・肉体改良による健康

ヨガ行法の肉体訓練法(アサナ)や体操、軽い散歩などを活用して身体的軽快を作り出していきます。それによって脳の働きが改善し、活性化するのが狙いです。朝は目覚めのため、夜は疲れをしっかりリセットして質の良い睡眠のために行います。

・呼吸による健康

ヨガ行法に含まれる呼吸法は、交感神経と副交感神経の働きかけを活性化します。浅い呼吸は興奮や緊張を生み、深い呼吸は解放と静寂を生みます。呼吸作用を制御することで散漫な意識を沈ませ、心の安定を自分でいつでもつくれるようにします。

・食事による健康

アーユルヴェーダの食事療法(アーハーラ)を活用して生理的健康を作り出していきます。わたしたちのからだは呼吸と食事で維持されていますのでとても重要です。新鮮な野菜や果物を中心に仕入れ、調理法を工夫しながらひとりひとりに適したバランスの良い食事づくりを実行します。特に野菜類は大地の恵みを贅沢に含みます。その特質(六味)を活用し、毎日食を楽しみつつ、健康に役立てます。自分で育てたものや作ったものを味わい、喜びや楽しさも味わいます。夜遅い時間帯に食事をとることがないようにし、胃腸の健康を守ります。問題が深刻化したときは断食や食抜きを行って改善します。

・心理的による健康

ヨガ行法の自律神経訓練法(プラティヤハラ)を活用します。五つの感覚器官によって「感受・認識・欲求・思考」が必然的に現れます。その組み合わせ方は一人一人様々です。ときには誤解や錯覚を起こしたり、過去の記憶に縛られていたりと、本質的な理解にたどり着かないまま放置されます。それらはすべて人間関係や社会生活に影響を及ぼし苦悩や混乱を招きます。悩みは悪いものとは思わずに、成長の糧として捉えて今後のために活用していきます。

・心身の清浄による健康(沐浴、マッサージ)

アーユルヴェーダもヨガも清浄に大きな意味を持たせています。衛生的に過ごすことを大切にします。身体の清浄はもちろん、住まいや衣類についても清浄の範囲です。香、火、蝋、糸、油と器を使用し、お香を炊く日課があります。五感を鎮める清浄法は、哲学思想の五大元素を成しています。

・汗、尿、排便による健康

アーユルヴェーダもヨガも循環をとても大切にします。偏りや滞りは不調や病気の典型的な前駆症状です。心身両面に老廃物や未消化物が存在していると考えます。悩みも心の宿便として捉えます。

・瞑想による健康

ヨガの精神統一法(ダーラナ)は、何か一点に意識を集中させていき、心のざわつきや喧噪から離れます。呼吸の気持ちよさでもいいし、目を閉じた暗がりの世界に集中するのでも構いません。あくまでも簡単なことから始めていきます。瞑想は静かな世界を自らの内側につくって安楽を得ようとする働きかけです。外部との接点を断ち、ただ一つ自分だけに結ぶつく貴重な時間です。リセットやリフレッシュ効果があります。

・自ら手掛けることによって精神統一や精神的発達が上達します

健康を求めて日々の暮らしを改善していくなかで、心の奥深くからの満足と、自分らしい暮らしが適っていきます。人生で起こる物事を冷静に受け止めつつ、それらを成長のチャンスと捉えていくなかで、自然と無理なく精神的発達が行われていきます。

・心の奥深くから満足する暮らし方に

不健康や不運は、自他を同じと考えて誤った選択に手を出すことにはじまります。一度「他者とはちがう」「簡単には理解されない」という立場で自分と向き合っていくと、劇的な改善が行われます。

アーユルヴェーダやヨガのある暮らしは、自分の感覚と心に耳を澄ませながら楽しさや喜びを見つけ出し、自分の感性や心地よさを込めて暮らす健康法です。”わたし”にちょうどいい暮らしの形を自分で育てる姿勢が生命の知恵、暮らしの美学です。

当サロンは、ご来店者様に沿った生活アドバイスをご提供します。

ご来店の際にはぜひお問い合わせください。

 

 

 

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