アーユルヴェーダやヨガのある暮らし。
明るく楽しい暮らしの知恵のご紹介です。
前回に内面的な安定を図るためにというお話をしましたね。
ヨガにとっては、
体は外面に過ぎません。
命の容れ物という扱いです。
心のメンテナンスより体のメンテナンスは容易です。
サロンを運営していてよく思うことがあります。
現代のヨガは元気なときにやるものと考えがちではないでしょうか。
具合が悪いのでやめときますという感じではないでしょうか。
わたしたちは違います。
具合の悪いときほどヨガをします。
あべこべです。
体を使って疲れたときや、
ここが痛いとなってるときや、
だるくて熱っぽいかも!?と感じるときほど即ヨガです。
解説をしましょう。
不調の原因は『縮み』です。
体はわかりやすいよ、これしかないから。
日常動作で筋肉の縮みが起こり、
関節たちが歪まされ、
それが原因で血行不良が起こります。
代謝不良が起こって体温までが下がります。
体温が一度下がると自己免疫力は30%下がります。
この影響で菌が繁殖しやすくなり風邪や不調を長引かせます。
ヨガの熟達者はそれをよく知っているのため放置しません。
隙間時間を作ってでも、気持ちのいい状態に即改善しちゃいます。
寝れば改善するなどと安易な考え方には手を出しません。
歳を重ねるほどその修復力はありません。
それが老いというものですから。
自らほどいて伸ばしてから寝るのが常識です。
筋肉の縮みが取れて関節が広がり血行が促進し、
体温が上昇するので自然治癒能力も30%上がります。
なにより体が気持ちがいいからよく寝れますww
不健康・不調ほど嫌なものはありませんという考えです。
予防線を張って健康をなるったけ維持します。
サロンのクライアントさんは、
この教えを教わって以来、
養生のためのヨガを実践しています。
ポーズは形を作るため、
出来栄えのために訓練するものではありません。
器(体)を健康に保ち、
心も健康になりやすいようにするためなだけ。
わたしは、
不調に陥りそうだと予感がするとき、
不調から回復させようとするときは養生のヨガ。
元気なとき鍛錬のヨガと使い分けてます。
ヨガはヨガでも使いようです。
あなたの知り得たヨガの情報が、
今日からもっと広がって、
あなたの暮らしに息づいて欲しいと願ってます。
わたしにとってわたしのヨガは、
『富山の置き薬』的。
・・・・我が家にはあった・・・・
暮らしのなかにいつもあって、わたしを毎日助けてくれるものです。
(R昭和だね。きっと知らないだろう若者よwww)